熊本出身の女子バレー選手、東京オリンピックにて足を負傷し、ケガを推してまで大会に出場したトップアスリート古賀紗理那選手。
オリンピック後チームに戻り、ケガの状況が良くならない中で自チームの練習を見ながら感じた。
Vリーグで優勝を目指しているチームなのに、チャンスボールの返球が雑になり、相手コートへ1本で返ってダイレクトで決められている。なのに、誰も咎めない。
「いやいやダメでしょ、って。今年は『絶対に優勝する』と言っている中で、それでいいの? と思ったんです。純粋に私は『そんなプレーをしているようじゃ勝てない』と感じたし、オリンピックを経験したのに今までと変わらなかったら、チームのためにもならない。自分がよければいいではなく、チームが勝つために、口で言うだけではなく早くプレーで見せなきゃ、リハビリも頑張ろう、と頭が切り替わりました」
「“チームワーク”って簡単に言うけれど、本質を勘違いしている人が多い気がするんです。チームワーク=仲良しではなくて、別に仲が悪くても、チームが勝つためにこの選手を活かそう、そのためにそれぞれ何をすればいいか考えて動ければチームにとっていいことだと思うし、そういうところが欠けているんじゃないかなと。
まさにその通りだと思います。
チームとは、同じ目標を持って集まっている選手たちであり、レギュラーを競い合うライバルです。
1人では出来ない野球(アウト1つ1人では取れません)において、勝ちを追求するのであれば、まさにこのチームワークが必要ではないでしょうか?
チームとしての連携であり、チーム内での各自の役割を果たすことであり、チーム内での叱咤激励を積極的に行うことなどの強化が大切だと思います。
チームワークは仲良しではありません!
チームワークとは各自が責任を持ち合うこと、各自がライバルとして自分たちのを高めることでチーム力を養うこと。
KBBCではこう定義したいと考えています。