夏休みも終わりに近づき、チームの中での実力差が生まれつつあります。
夏休みを前に、選手たちには最低でも野手は5km、投手は10kmのランニングを課しました。ペースを意識して取り組むようにと。
実力差は努力の差です。意識の差です。
自分自身がやるのかやらないのかな差に過ぎないと自分は思っています。
そうでなければ、全てのことが生まれ持ったさまざまな能力によって縛られてしまいますから。
しっかりと走っていれば、足は速くなるかはともかく、下半身の安定、持久力の向上に期待が持てます。
しっかりと素振りを続けていけば、フォームの安定、ヘッドスピードの向上への期待が持てます。
勘違いしないでほしいのは、やったからすぐには結果には直結しないということです。ただ、最後は必ず結果につながります。
やることよりやり続けることが大事なのです。
夏休みに走るということは、夏季の熱い中での練習や試合、最後までやり抜く体力と集中力を養うために取り組んでもらいました。
やっている選手いない選手、顔つき、体つきを見れば一目瞭然です。
予選に向けてまだまだチーム力の向上を目指さなければなりませんが、使える選手、今は厳しい選手の振り分けもできつつあります。
野球は、9人しか出れません。部員17人の半数近くは試合には出れないのです。そこを理解して自主トレに取り組まないと思うような結果には結びつかないと思います。
選手たちには、試合に使わない理由を毎回口うるさく言っています。
あとは意識してやるのかやらないかです。