目標は全国大会です！

言うのは簡単だけど実際には相当困難を極めます。

熊本市予選に始まり、県予選、九州大会。それをクリアしてやっとのことで全国大会です。

ちょっとそこら付近の山に登るハイキングとは訳が違う、いわゆる登山的な過酷な道のりです。

相当な覚悟と準備が必要になってきます。

選手たちはそこに本当に気付いているのか疑問に思うことも多々あります。私も含めチームの目標は、全国大会ですので。

そもそも、熊本市には秋に苦杯を舐めさせられた三和中さん。熊本県には、宇土鶴城中さん、合志さん、荒尾Jさんなど最近の熊本県代表を分け合う強豪がいます。さらに、九州には鹿児島育英館中さんや日章学園中さん、明豊中さんや東福岡自彊館中さんなどの私学や久留米BBCさんや古賀BBCさんなどのクラブチームや波佐見中さんなどの公立強豪中学など超えなくてはならない壁が幾重にも聳え立っています。

KBBC1期生も、いよいよ最後の決戦の舞台、全日本少年野球大会熊本市予選の組み合わせが決まり、最後の調整に向かいます。

まだ、新学年になる前なのにと思われる方も多いと思います。しかしながら、KBBCはクラブチームの為中体連には出れません。2023年度からは出場が認められる可能性はあるのですが現時点ではありません。ただ、元々覚悟の上でKBBCとして活動をしてきており、そのことにどうこう言うつもりもありません。あとは、やるだけですから。

今日の宇土鶴城中さんとの練習試合、第1試合、5回までリードするも6回に追いつかれ7回に突き放されました。

ここにきて、良い感じで先制できているものの、中押しが出来ず苦戦していましたが、相手が格上だと逆転されると言うことで指導者としても反省しています。ただ、相手の好投手から10本以上のヒットを打てたことは自信を持っていいと思います。

2試合目は、8点を先制するも8点を追いつかれ、逆転され、逆転仕返し競り勝ちました。自分達がやりたいことをやれた反面、相手にもしっかりやりたいことをやられました。これから全国大会に向かう相手に、結果的には良さげな感じですが、目標が全国大会ということであるなら、頂けない結果です。

最終決戦、日程も相手も決まってます。あとはやってやるという覚悟と、それに見合う準備しかありません。

努力が身を結ぶには時間がかかるからと散々言ってきました。それは間違いありません。ただ、だから今更努力しないではいけません。

出来ない理由や出来ないことを他のせいにするのではなく、できるための方法をしっかりと考えましょう。

KBBCが登ろうとしている山は、九州ナンバー1の山です。その山に登るにふさわしい覚悟と準備でやるだけです！

最高の覚悟と準備を…。

KBBC1期生、早いですが最後の航海に向かいます。

1日も長い夏にするために…。

追伸

私自信、何故全国大会にこだわるのか？

それは、全国の舞台、そこを経験出来れば、

きっと世の中が変わります！

きっと世の中からの見られ方も変わります！

悔しさも大事だと思いますが、目標をクリアした時得られる達成感は極一部の人しか味わえないからです。

勝ち取ったその先にあるものを見に行きたいと思っています。

わたしは、息子にその先にあるものを見せてもらいました。伝えたくても伝えられないものを。

今度はうちの選手達に見てもらいたいと思っています。

必ず人生を変える出来事になるはずですから！