全日本少年野球大会熊本県大会の敗戦から2週間、3年生最後の大会、RKK旗選抜少年野球熊本大会な挑みました。
初戦は、西部地区の優勝チーム京陵中学校さんでした。
三和中学校さん、河内中学校さんに勝って優勝しているチーム、秋の練習試合では2連敗、しかも大敗した強豪です。キレの良いボールを投げるエースを中心に堅い守りと集中打は脅威でした。
初回、立ち上がりを上手く攻められ2失点。嫌な雰囲気でのスタート。しかし、その裏1点を返すと3回に逆転、5回に中押しで4-2と優位に試合を進めました。さらに6回、ダメ押しの2点が獲れたこと、これが大きかったです。最終回にツーランホームランで2点差に詰め寄られたので特にです。
全員の気持ちで宇土鶴城の待つ準々決勝に進出しました。
翌日、リベンジを掛けた宇土鶴城中学校さんとの一戦。
3回まではなんとか耐え凌ぎました。4回、1点を先制されたあと、ほんの少しだけ隙が出来てしまったのかもしれません。一挙に3点を与えてしまいました。5回に追加点を与えて0-4、力的に現実的に逆転は厳しい状況でした。
そんな中で、キャプテンを中心に最後まで諦めることなく戦ってくれました。その後のピンチも攻守で凌ぎました。最後まで全力で全力発声でチームとして成長してくれました。
県内公式戦最後に取ったアウトは、このチームで1番ピッチャーがしたくて頑張ってくれた選手で、最後に撮られたアウトは、このチームで一番バットを振った選手の見事な空振り三振(前日は度肝を抜くレフトオーバーのツーベース)でした。
本当に努力してくれたのに、なかなか良い思いが出来なかった2人、彼らの頑張りがあったからこそ、今のチームの活躍があります。腐ることなく縁の下の力持ちとして本当にチームを鼓舞してくれました。
後悔はあります。負けたんで。
やりきったとも思いません。
勝たせてあげることが出来なかったという思いしかありません。
選手は1回しか無い学生野球、指導者は何回も挑戦出来ます。でも、やっぱりその時々の選手と目指す目標は1回しかありません。本気で勝ちたかったです。
ただ、3年生(1期生)として後輩たちに何かを伝えてくれたと思っています。
彼らの軌跡は、 KBBCの歴史の第一歩となりました。
そして何より、熊本ベースボールクラブという名前よりも KBBCとしてチームを認識させてくれました。笑
頼もしい後輩たちが続々と入部し、次の学年も楽しみです。
KBBCは、2期生以降も頑張りますのでよろしくお願いします。