鹿児島育英館中学校、現在、6年連続で全日本か中体連の全国大会に出場。おそらく最近の九州の中学軟式野球をリードする存在です。
12月25日、世間はクリスマスのなか鹿児島育英館中との合同練習をさせていただきました。
目的は、本気で全国を狙っているチームの練習への取組み、取り組みへの姿勢を学び、今の自分達との差を感じること。そしてそれを冬トレーニングに活かすことで目標達成に向けて頑張る糧にすることである。
今まで幾度となく練習試合をさせてもらった以上に合同練習で得るもの大きかったと思っています。
鹿児島育英館中の生徒たちは、鹿児島城西高校野球部との中高一貫、すなわち、中学入学時に高校までの選択を余儀なくされます。まだ12歳の小学6年生という時期に。
だからこそ、野球に対する覚悟、準備、決断が違います。
覚悟して入学したからこそ環境に対して弱音を吐かず、夢の実現のための準備(努力)を惜しまない。だからこそ自信を持って決断が出来るのではないかと感じています。
今日、肌で感じた育英館の強さの源のようなものを選手たちが自分達の活動に活かしてくれれば合同練習の意義が初めて生まれるのではないか。
明日以降の練習での変化があれば、春先の結果に繋がるだろうし、何も変わらなければ今までのように強さと脆さを併せ持ったよくわからないチームで終わってしまうでしょう。
残された時間はそう多くはないです。
育英館がそうであるように、周りのチームは自分達を超える練習をしてきています。
今の差を埋めるためには、平日の自主練を今まで以上に真剣かつ意識を持ってやっていくしかありません。
勝ちたい、レギュラーを取りたいなど目標に対する疲労感こそが充実感になる。
努力して結果が出ないのではなく、努力が足りないから結果が出ないのである。
結果が出ないのは間違いなく素直さが足りないからであり、人のせいにする前にもう一度自分を見つめ直す必要がある。
やはり最後は自分です。